「ぽぽちゃん」がジェンダーフリーに?

といっても、カタツムリ版ぽぽちゃんが出たとか、ぽぽちゃんにペ○スが生えてきたとか、ぽぽちゃんが「ペニ○」「ワギ○」と連呼するようになったとか、そういうことではありません(てかそれジェンダーフリーじゃないし)。
以前のぽぽちゃん人形といえば、「幼い母性が目覚めます」がキャッチコピー?で、「プロラクチンホルモン=母性ホルモン」とされており(現在でも公式サイトの説明はそのまま)、広告に出てくるのは「ママ」「お母さん」「お姉さん」という言葉や女の子の写真ばっかりだったのですが…。
10月に発売されたらしい新商品の広告(このページで雑誌広告のちいぽぽちゃんのいいとこどりセットをクリック)では、「プロラクチンホルモン=親性行動促進ホルモン」となり、その説明も「よきパパ・ママになる心をつくるホルモン」に、さらに写真にはりりあちゃん(女の子)とるいとくん(男の子)の2人が。
まあ私としましては、おもちゃを売る際にターゲットを性別で限定しない、というのは正しい戦略じゃないかと思うのですよ。というか、おもちゃ屋さんで「男の子のおもちゃ」「女の子のおもちゃ」とかいうコーナーがわざわざつくってある意味が分からん。あれのせいで反対の性別のコーナーには行きにくい(行かない)という子どもや親は結構いるんじゃないかと思ってて(実際のところは分からないけどさ)、それは店に取って損じゃないかと。
というわけで、今回のぽぽちゃん人形の変化はまあよいことじゃないかと思うのだけど(「かわいがりたい」「守ってあげたい」という感覚を「親」に直結させるのはどうかという気もしないではないが)、こういうのを「けしからん!」とか思っちゃう人もいるのだろうか。