○○が認められると××になるから困る論法

id:kmizusawaさんのエントリを読んで。

マイノリティは常に否定的に扱うか「いない」ことにしとかないと、マイノリティに「なる」ことを推進することになってしまうらしい。マイノリティというのは、常に気をつけて否定していないと皆がそれになりたがるような素晴らしい立場のようですね。(棒読み)

これ読んで思い出したんですが、同性婚の話をすると、必ずといっていいほど「同性婚が認められると、少子化が進行するから困る」とかいう人が出てくる。どれだけ同性愛者率高いんだ、日本。ていうかこうなると「人間はみな本来同性愛者である」と考えてないとつじつまが合わないような。でもこういうこという人に限って、「同性愛は自然に反すると思うので〜」と続けたりするんだよな。
あと、「性同一性障害者の戸籍の性別変更が認められると、犯罪を犯した人が性別を変えて逃げようとするから困る」とかいうのもある。いや、むしろ足がつきやすくなると思うんですが。てかそんな簡単に性別変えられませんから。


こういうのって、「自分が認めたくない○○が認められるといやだ」ってのを、「○○が認められると社会全体が困る(から認めるべきではない)」にすり替えたいのかなーと思います。