世界陸上キャッチコピー廃止?

おおおお、ずいぶん長いことブログを放置してしまいました。
久しぶりのエントリは、いつも参考にさせていただいてるブクマ経由で知ったニュースなのですが、元ネタをたどって行ったらサンスポでした。困ったときの産経新聞から困ったときの産経グループへ?


閑話休題


TBS世界陸上、選手キャッチコピーダメ!(サンケイスポーツ)

実は世界陸上はあんまりちゃんと観ていないので最近のキャッチコピーについてはよく知らないんですが、2001年のコピーは(も?)ひどかった記憶あり。
ブコメにもありましたが、オーストラリアの棒高跳びの選手に「空飛ぶスーパー美尻モデル」なんてのもありましたが、他にも「カリブの怪物」(だったかな?)とつけられた短距離かハードルの女子選手とか。たしか何かの病気を克服して出場したということで紹介されていたのですが、「怪物」というのがその人の実力や病気を克服したことではなく、ルックス(日本基準(というものがあるかどうか分からないが)決して「美人」とは言えない。いわゆる迫力のある容貌)にかけられているというのが明らかな紹介のしかたで、非常に不快に思った覚えが。
あと、「世界最強のシングルマザー」(もしくは「闘うシングルマザー」?)と紹介されていた、たしか北欧の方の国の砲丸投げの選手がいました。ただ、紹介VTRを観ると、子どもの父親は砲丸投げのコーチで2人はその当時もパートナー関係にあるだけではなく子どもと3人で一緒に暮らしている、いわゆる事実婚のファミリーという、彼らの国ではおそらく珍しくも何ともないであろう関係のようで、なんだかそのキャッチコピーがとってもおまぬけに見える内容でした。たぶん、「事実婚」という形式を普段あまり想定していない人であっても、「ん?」と思う人は多かったんじゃないかと感じるくらいに。


せっかくなのでバレーとか卓球とかスケートとか、他のスポーツ番組でのキャッチコピーもやめてほしいですわ。少なくとも「○○の梅宮アンナ」とか「微笑みの○○」とか、プレーと関係ないコピーは特に。まあ「世界最小最強セッター」とか「○○DNA」とかもイヤなんでなくなると嬉しいんですけど、注意されても「今回は付けるにしてもかなり少なくなるはず」とか言ってるようじゃ、無理だろね。