RKBラジオェ…

一人で車に乗るときはだいたいカーラジオをつけっぱなしにしていて、かつチューナーはRKBラジオに合わせっぱなしにしている。
で、水曜の朝は車通勤のためにラジオを聞くことが多いのだが、通勤時間帯の「中西一清のスタミナラジオ」の中で、いつの頃からか(一年ほど前から?)「青山繁晴インサイドショック」とかいうコーナーが放送されるようになった。
毎週欠かさず聞いている訳ではないが、インサイドショックといいつつ内容の大半が「拉致」「メタンハイドレード」「北朝鮮」「韓国」「中国」(まー、民主政権の頃までは民主批判があったが)で、話の終わりはたいてい安倍ちゃんアゲで正直辟易。

今朝なんかは「硫黄島の英霊の遺骨収集に安倍政権が乗り出した、安倍政権だからこそ乗り出した」という話(意訳)だったのだが、その中で「硫黄島は日本国内唯一の玉砕の島である。他国での遺骨収集は難しい面もあるかもしれないが、日本国内である硫黄島での英霊の遺骨収集がこれまで進まなかったのには、自分も含めて日本人が『日本兵は悪者だ』という意識を刷り込まれてきたことが大きい」てなことを言ってた。日本軍ではなく日本兵?(日本軍だとしても、そんな意識を「刷り込まれた」なんて感覚は自分の周辺に限っていえばまったくないので「日本人」なんて言ってほしくないのだが)  個々の日本兵(当時相当の権限を持っていた人々はともかく)への批判ってどれほどあるんだろうか。どうしてこういう人たちは組織の問題を個人の問題にすり替えたがるの?

ちなみに数ヶ月前に従軍慰安婦(像の設置)について扱ったときは、「民間が募集」「有償で売春」「吉田清治」「朝日新聞」「でっち上げ」「ロビー活動」などおなじみのキーワードのオンパレード。おかげさまで自分が詳しくない分野であってもこの人の話には眉につばをつけまくるべきだと分かりましたけどね。
あと、拉致問題について語るときに「横田めぐみちゃん」「有本恵子ちゃん」と呼ぶのも気になるところ。ご存命なら50歳前後になる人、あったこともない人に対して「ちゃん」づけとはどういうことか。なんつーか、被害者の「少女性」みたいなもんを利用してんじゃないか。

しかもこの10月に開催されるRKBラジオ祭りでは、この人の講演会まで行われるということ。ローカルラジオの影響なんてたいしたことないのかもしんないけど、なーんかいやよ。