女性活躍と活力朝礼

先日、動画が話題になっていたとある小学校の朝礼。それを実施していた先生が福岡市の教員だという。地域的にその先生がうちの子の小学校に来る可能性は低そうだけれども、教職員研修とかを通して影響が及んだりしませんように(「素手で便所掃除」や「親守詩」は一部の先生たちが傾倒しているっぽいし)。
ところで件の動画をみた時、「てっぺん」とか「居酒屋甲子園」をよく知らなかった私は「活力朝礼みたいだな」と思っていた。そしたらその後、「てっぺん」の朝礼は活力朝礼の一種であるとの記事を書いている人がいて納得。

この活力朝礼をいつどのように知ったかはよく覚えていないのだが、その「ヤバさ」を個人的に身近な問題として感じたのは、福岡県の女性活躍で最近よく取り上げられているある企業のブログで活力朝礼が取り上げられていたのを読んでから。
女性活躍に関するフォーラムで先進事例として報告をしたり、経済産業省ダイバーシティ100選にも選定されているその企業。ある時ブログを読んでいると、「活力朝礼コンクール」を取り入れ、次回はコンクールに参加もするという記事があり、さらに今回の動画をみて久しぶりにブログを訪れてみると、「活力朝礼コンクールで優勝しました」との報告が。
そういえば、会社案内の社長あいさつで「宇宙」「自他一如」なんて言葉が出てくるところとか、「感動」が多用されてるところもひっかかってたなーとか。倫理法人会に影響された結果なのか、もともと引き合うものがあった結果なのかは分からないけれども。

んで、「女性活躍」「活力朝礼」で検索してみたら、他にもいくつかヒットした。

もちろん、数多ある企業の中のごくごく一部でしかないのだけど、近年「活躍」「いきいき」「輝く」なんてタームが乱発されてる男女共同参画界隈との親和性は案外高いのかもと思ったり。