上から読んでも市川市、下から読んでも市川市

ジェンダーフリー「過剰」を是正 千葉・市川で条例可決

旧条例では、教育現場に「性別にとらわれない名簿」の作成を求めていたが、新条例は「必要に応じた適切な名簿」の作成を掲げている。「運動種目の選定、男女別室での更衣」などを行い、「区別と差別を混同することのない教育」を求めている。

そこで男女混合30人31脚ですよ。


それはおいといて、基本条例なのにこんなことまで書き込むのか。まあ旧条例もかなり具体的な内容に踏み込んでいたようだが。
この条例自体もアレだけど、産経の解説がまたアレである。

男女共同参画条例】47都道府県の中で、千葉県はこの条例がない唯一の県だ。過去に条例策定の動きはあったが、ジェンダーフリー思想が取り入れられていることなどを理由に、平成15年2月の県議会で廃案となった経緯もある。全国で問題視されている「過激な性教育」の背景にこの思想があるとされる。男女共同参画関連の条例は県内では市川市のほか、千葉、佐倉、習志野、市原、我孫子の6市がすでに制定済み。木更津、匝瑳、八千代の3市が制定を目指している。最近は条文中にジェンダーといった言葉を使わない傾向にある。

何の注意書きもなく「ジェンダーフリー思想」で一括りだし。
「全国で問題視されている「過激な性教育」」って、問題視してるのは産経と不愉快な仲間たちだし。
「背景にこの思想があるとされる」って、そう思っているのは産経と不愉快な仲間たちだし。
「最近は条文中にジェンダーといった言葉を使わない傾向にある」って、使うと産経と不愉快な仲間たちがワラワラよってくるし。まあ別に自治体の条例にジェンダーという言葉を使う必要はないとは思うけどな。