「昔の○○はよかった」と言いたくなってしまうとき

NHKでアニメ「おさるのジョージ」をやっていて。実は今まで避けてたんだけど、この連休についつい観てしまった。
なぜこれまで避けてたかというと・・・かわいくないんだもん、ジョージが。いや、アニメしか観てなければ気にならないのかもしれないが、原作の絵が大好きな私としては、あのジョージは正直きつい。あと、実際観てみて思ったのだけれど、ジョージがやたらウホウホ言うのもイヤ。イヤったらイヤ。
まあ観なければいいんだけれども、原作を知らない人が「(アニメの)ジョージかわいいよねー」とか言ってるとついつい心の中で「かわいくねーよ!」と思ってしまったり、(子どものグッズを作ろうかと思って)ジョージの生地を検索してるとアニメの絵柄のが引っかかって「こんなのいらねぇー」とパソコンの前でムッキッキーとなっていたり、ああ、私って心が狭いわね、と。しかし、この感覚は消しようがない。もともとH.A.レイが亡くなった後に作られた絵本さえあんまり好きになれないくらいだしな(関係ないが、私が子どもの頃に読んでいた「ひとまねこざる」の絵本には、カタカナでエッチ・エイ・レイと書かれてあって、なんだかスゲーなこの時代、とか思ってしまった)。
他にも「栗貫のルパンなんて認めないんだからねっ」とか「こんなお目めキラキラの鬼太郎いらねえー」とか、子どもの頃に親しんだアニメや絵本に関してはやたら保守的な私なのである。