幼稚園連盟の母親学級の・・・

講演の内容にクラクラきたので紹介しちゃいます。ただし、手持ちの資料は役員のお母さん方が講演を聴いてまとめられたもの(お疲れさまです)だと思うので、実際の講演内容とは多少異なっている可能性はありますが。


まず、冒頭で「子どもが起こす事件が多くなっている」という前提で、犯罪を起こした子どもの多くに共通点があるとして、「深夜まで起きている」「電子機器(テレビ、ゲーム、パソコン、携帯など)にどっぷり浸かっている」「清涼飲料水をよく飲む」「インスタント食品をよく食べる」というようなことが。そして低体温や糖分・脂肪分のとり過ぎ、自然体験の不足などの問題を挙げたうえで、「電子機器ばかりに浸かってしまうと、視覚と聴覚のみへの刺激で脳がおかしくなる。脳はある一定のところまでくると壊れ、空想と現実の区別がつかなくなる」とあります。


他にも「小児白血病の原因はテレビやレンジから発せられる電波(電磁波?)である!」とか、食生活の変化(欠食、間食、糖分・脂肪分のとり過ぎ、ビタミン・ミネラルの不足、良質タンパク質の不足)が子どもの集中力低下や粗暴な行動を招いているとして、結論として?「キレる子どもは脳がキレる(他にどこがキレるのかよく分かりませんが)、食を正せば必ず直ります!」とまとめられていました。


まあバランスのとれた食生活が望ましいのは否定しませんけれども、食生活の変化や電子機器が子どもの問題行動を引き起こすと断定?するのはどうなんでしょう。これではずっと以前から少年犯罪があった、というか昔の方が多かったことが説明できないと思うのですが。


ちなみに講師の方のご専門は、脳科学でも栄養学でもなく教育学ということです。


ついでにいうと主催者の幼稚園連盟のサイトには子ども向けのフラッシュゲームのコーナがあったりします。