浅倉南、4○歳になりました!

4年前、こんなエントリを書きました。

新学期が始まって。新しい教科書を持ち帰ってきたので、1冊1冊に名前を書いていたら・・・

なんか、イライラする!

その理由はというと、1冊1冊の裏表紙にもれなく書かれた「この教科書はこれからの日本を担う皆さんへの期待を込め国民の税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」という文言。

その後、子どもの教科書の背表紙など碌に見ていなかったのだけれど、下の子の教科書の名前書きをしていて、文言が「この教科書はこれからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」に変わっていることに気づいた。
上の子の教科書をさかのぼって確認してみたところ、2011年度の教科書から書き変わっていたようだ。この文言が背表紙に入り出したのは2007年かららしいが、上のエントリのブクマでid:opemuさんが指摘されていた、「外国籍の方も税金を払っているのに、「国民」と書いていいのかね」ということに4年経ってようやく気づいたということか。

ま、押しつけがましいことには何の変化もないんですけどね。

ちなみにこの文言で検索かけてみると、全国納税貯蓄組合連合会および国税庁主催の中学生を対象とした「税についての作文」入賞作品がたくさんひっかかる。作文で賞をもらったことのないわが子に教えてやろうかと、大人の好きそうな文章を書くのがわりと得意だった母は思ったり。


ところで今日、福岡市は小学校の入学式。最近のランドセルは色はもちろん、ラインストーンの飾りが入ったり、ウエスタン調の刺繍が入ったり、光沢のある素材だったり、質感やデザインもいろいろである。また、透明のビニールに模様が入ったおしゃれなランドセルカバーをつけている子もいる(デコランとかいうらしい)。
しかし、福岡市では「児童の交通安全の確保を図るため」という理由で、1年生には黄色のランドセルカバーと帽子が配布される。んで、1年生の間はこれをつけなくてはならず、せっかくの凝ったデザインやこだわりの色のランドセルも、1年間は実力を発揮できない。

でもさ、このデザインはあんまりじゃないの…。