「家族観・職業観教育」で子どもが増えるか

高市早苗 国会通信2006年04月03日「少子化対策を考える

意味が分からん。
いや、いいたいこと(結論部分のみ)は分かるんだけど、論理構成がまったく分からん。

私が若い頃には、「学校を卒業したら定職に就き、親に経済的な迷惑をかけないようにしよう」「会社で嫌なことがあっても、親の顔を思い浮かべて我慢しよう」「適齢期と言われる年齢になったら、結婚相手を探そう。それが一番の親孝行だもの」「**家の跡取りを作らなくては、ご先祖様に申し訳ない」等々、ごく自然に考えていたのです。

…と、↑こういうことを「自然に」*1考えていた自分は晩婚子なしですから、こういう考え方を根づかせたところで少子化対策にはなりませんよー、という話、なら分かる。


結局「結婚したい」「子どもが欲しい」と思ってたって、実際に結婚したり子ども産んだりするかはまったく別ってことだ。実際、現在独身で子どもがいない人で「結婚したい」「子どもが欲しい」と思っている人は多いんだよね。もちろんもうすでに子どもをもってて「できればもう一人欲しい」と思っている人だって少なからずいるでしょう。じゃあなんでそれが実現されずにいるのかを考えるのがあなたらの仕事でしょうに(いや、どうせいらんことになりそうだから、あんまり考えて欲しくないけど)。

*1:自然じゃねーだろ、どう考えても。