謎の質問肢

仕事の関係で「第13回出生動向基本調査・結婚と出産に関する全国調査(独身者調査)」(より詳しい結果の概要はこちら)を眺めていたら、「未婚者の結婚・家族に対する意識」をたずねるはずの質問肢群の中にこんな質問が。

どんな社会においても、男らしさや女らしさはある程度必要だ

12回以前の調査には見当たらず、どうやら今回の調査から導入されたらしい。


これが「結婚・家族」にどう関係あるんだよ、とか
「どんな社会においても」ってなんでそんな壮大な話をしてるんだよ、とか
「ある程度」って人によって違うだろうよ、とか
「男らしさ」「女らしさ」ってなんだよ、八木センセでも答えられないんだぞ!とか
そもそもどういう分析に使おうと思ってこんな質問入れたんだよ、とか


いろいろ気になるところはあるわけですが、何より気になるのはなぜ「今」この質問肢が取り入れられたのか、ということですな。まあ時期的にいろいろ勘ぐりたくなってしまうということで。
ちなみに第11回調査で取り入れられてた「恋愛と結婚は別である」はなぜかその後削除されたのね。上の質問よりはよっぽど使える質問肢だと思うんだけど。