教育観ギャップ?

今日、博多駅前を通ったら、みんなの党が街頭演説中。そういえば渡辺喜美が来るとかなんとかいう立て看板があったけれども、その時演説していたのは福岡選挙区から出るナントカいう人と、比例代表で出るカントカいう人。遠目だったのでそのどちらかは分からないけれど、地下鉄の階段を上って最初に耳に入ったのが「これこそ戦後教育の敗北です!」「子ども達に規範意識、感謝する心を教えなければ!」みたいなことで、思わず「バーカ、バーカ」とつぶやいちまったですよ。
それにしても不思議なのが、戦後教育がどうたらいう人の多くが自分も戦後教育を受けてる世代であること。なんで自分だけは無傷だと思えるんだろう? それとも自分がこんなにアホになったのは戦後教育のせいだ!って言いたいのでしょうか。それならまだいいけど。ってよくないけど。戦後教育受けてもあんたらみたいにアホになってない人はたくさんいますから。


あと、この産経の記事を見て久々に思い出した「手をつないで一斉にゴール」。だから具体的にどこでどれだけやってたのか教えてくれよ、と思うのはもちろん、いっつも気になるのが「勉強はいまひとつだが、かけっこが速いといった子供の居場所をなくしている」とかいう言説。
あのー、あなた方の学校では「体育」は正規の教科ではなかったのでしょうか??? もももももしかしたらものすごく少数派だったのかもしれませんが、私が通っていた学校ではちゃんと「体育」の成績もついてましたし、しかも年1回の体力テストも含め、体育のテストはみんなの面前で行われていたので、他の科目以上にできるできないがはっきりする科目でしたよ。休み時間の遊び等、運動の得意な子が目立つ機会はむしろたくさんあったと思うんですが、私が通っていた学校は特殊だったのでしょうか・・・。


それにしても上の産経の記事、書き出しがすごいですよね。機関誌としか思えません。しかもこのシリーズの過去記事を開いてみたら、ほとんどの回で同じような書き出しで吹いてしまいました。大事なことだから20数回言いました、なのか、20数回続いても覚えてもらえないからなのか・・・。