どこの国の話ですか

すでにブコメの方でもたくさんの方からツッコミが入っておりますが、付け足しで。

女性側の親との養子縁組を前提とする従来の「婿(むこ)養子」とは異なり

単に妻側の姓を選択することも65年前から可能なわけですが、それは「従来」ではないと?

メリットとして女性は旧姓のまま仕事が続けられ、夫の家に嫁いでからの嫁姑問題が回避できる。

結婚したら夫婦で新しい戸籍を創るのであって、夫の姓にしたからといって「夫の家に嫁ぐ」わけではないのですが。それに、女性の姓にしたんだったら女性にとっては「旧姓」じゃないよね。

しかし、いったいこの記者はどこの国・いつの時代に生きているのでしょうか。

以前、国民新党の政策集に「男性が妻の姓を選択する=婿養子制度」と書かれていることを紹介しました(ちなみに現在の政策説明でもこの記述は変わっていません)が、保守を標榜するならもっと自国の法制度について勉強すべきじゃないですかね。