セクハラへの認識は

朝、たまたまフジテレビの「とくダネ」をつけていたら、海遊館のセクハラ裁判について取り上げていた。
いつものごとくながら見だったので、よく聞こえなかったりちゃんと覚えてないとこもろあるんだけど。

海遊館の件に加え、それ以外の加害者が処分されたりした事例をいくつか紹介した後に、小倉智昭「こうなってくると何話していいかわからなくなるね〜」「俺が怜ちゃんに言ってることなんて…」、菊川怜「(紹介されていた賠償額の)2億円もらえますね(笑)」みたいなやりとりが。

「浮気相手との性生活を話題にしたり、『俺の性欲は年々増すねん』『夜の仕事とかしたらええやん』などの発言を繰り返した」(日本経済新聞)り、妊娠5ヶ月の女性社員に「妊娠5ヶ月の女性とセックスするのが夢だったんだ」(紹介されていた事例)などと言うことができないと、何を話していいかわからないようなら、もう永遠に黙ってればいいんじゃなかろうか。

さらに、画面右上には「うっかり発言が命取り」とのキャプションが。うっかりなの? ねえ、うっかりなの? 

ついでに読売新聞は「『結婚もせんで』で懲戒処分、最高裁が『有効』」との見出し。記事内容は「『結婚もせんでこんな所で何してんの。親泣くで』『もうお局つぼねさんやで。怖がられてるんちゃうん』などの発言を繰り返した。露骨に性的な表現を使った卑わいな言葉もあり、うち女性1人は派遣会社を辞めて職場を去った」なのに「『結婚もせんで』処分」じゃないだろうよ。