たまげた国民新党の現状認識

何気なく国民新党の政策集を読んでみたら、こんなことが書いてありました。

3.夫婦別姓反対
一人一人の心の繋がりが希薄になり、地域における一体性も失われつつある今日、「夫婦別姓制度」は夫婦間のみならず「親と子」など家族全体の絆にさえ大きな影響を与えると危惧されています。また男性が女性の姓を選択する婿養子制度により、現行法でも結婚後の姓を選択する権利は男女とも平等に付与されています。社会・地域・家族のあり方が問われる今日、家族の崩壊を助長する夫婦別姓制度に我が党は信念を持って反対します。

なんと!
日本で夫が妻の姓を選択できるのは「婿養子制度」によるのだそうです!
そして、国民新党の認識によれば、夫が妻の姓にしたい場合のみ「婿養子制度」という制度が必要とされることが「男女平等」なのだそうです!


自分の国の制度についてこの程度の認識で。よくもまあ「国を守る」だとか言えたもんだ。それとも国民新党が守ろうとしている国とは日本国ではないのでしょうか?



また、別のところにはこんなことも書いてあります。

家族形態の多様性に名を借りた不倫奨励制度との指摘があります

データはないが、断言しよう。過去50年間に夫婦のどちらか、または双方が不倫をしたカップルの大半は夫婦同姓である。このカシオミニを賭けてもいい。